リュミエ菊池太陽光発電所 ‐ FIP転換と2.5MWh蓄電池の統合制御および出力制御下での収益最大化を実証する先進事例
熊本県菊池市の「リュミエ菊池太陽光発電所」における、九州電力管内初となる既設太陽光のFIP転換と蓄電池後付けの自社事例です。本プロジェクトは自社発電事業のため、売電単価が高い時間帯へのシフト(アービトラージ)による「売電収益の最大化」が主目的となります。
- サービス
- FIP転換
- 業種
- エネルギー
- 導入蓄電池
- 系統用蓄電システム
FIP Conversion Business
FIT発電所からFIP発電所へ─
次世代の売電戦略で、収益の最大化を目指す
FIT(固定価格買取制度)とは、再生可能エネルギーで発電した電力を国が定めた価格で一定期間買い取る制度です。
しかし、買取期間の終了や売電単価の低下が見込まれるため、新たな収益モデルへの移行が課題となっています。
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FEATURES
機器のご提案から仕様のお打ち合わせ・設計・施工支援
導入後のメンテナンスまでワンストップ提供!
補助金採択に向けた申請準備段階から完了時までトータルにサポートいたします。
STEP 01
現状ヒアリング
STEP 02
ご提案
STEP 03
設計
STEP 04
施工
STEP 05
保守・メンテナンス
FIP system
FIT制度(固定価格買取制度)のように、電力会社が一定価格で一定期間買い取るのではなく、再生可能エネルギーの発電事業者が卸電力取引市場や相対取引により市場で売電した際の価格に、一定の「プレミアム(補助額)」を上乗せする制度です。
需要ピーク時(市場価格が高い)に、供給量を増やすインセンティブなし
FITでは売電価格が固定されているため、電力需要が高まり市場価格が上昇しても、売電収入は増えません。
このため、需要ピークに合わせて発電量を調整する動機が生まれにくい仕組みです。

POINT!
FITでは、電力市場価格が上下しても、売電価格は一定のままだパチ。
FITをFIPに転換したら、基準価格はどうなるの…?
需要ピーク時(市場価格が高い時間帯)には、蓄電池の活用などにより、供給量を増やすインセンティブが生まれます。
※ プレミアム(補助額)は、市場価格の動向を踏まえて、一定の頻度で見直されます。
以下のグラフは、FIP制度におけるプレミアム算定の考え方を示したイメージです。

蓄電池がある場合
蓄電池を併設することで、プレミアム単価が高くなる時間帯に放電・売電することが可能となり、FIP制度の特性を活かした収益最大化が図れます。
基準価格(FIT単価)と市場価格との差額を補うために付与される補助額です。卸電力市場では、出力抑制が発生している時間帯(コマ)は取引対象外となるため、抑制が多く発生するほど、取引可能な時間帯にプレミアム単価が集約・調整される仕組みとなっています。
FIP制度は市場価格連動型であり、収益機会を拡大する可能性があります。
蓄電池があれば
プレミアム単価が高い時間帯に放電可能
ここが収益ポイント!
FIPに転換しても
基準価格としてFIT単価が維持


FIP転換は「不安定な選択」ではなく、売電収益を守りながら成長を目指すための選択肢の一つです。
発電所の条件や市場環境によって、最適な収益モデルは異なります。まずは、無料シミュレーションでご確認ください。
SIMULATION

本図は、FIP転換に伴う初期費用(イニシャルコスト)に対して、FIP転換後に得られる純利益およびFIPとFITの収益差額の累計をもとに、初期費用を回収するまでの年数を示したシミュレーション。
本シミュレーションは一定の前提条件に基づく試算であり、実際の回収年数は市場価格や運用条件によって変動します。
FIP転換は、初期投資を伴う一方で、一定の前提条件のもとでは、中長期的な収益改善により投資回収が期待できるケースもあります。
発電所条件や市場環境によって、回収年数は大きく異なります。
まずはお気軽にご相談ください。
| DC(太陽光発電) | 968.5kW |
|---|---|
| AC(太陽光PCS) | 1,000kW |
| FIT単価 | ¥32 |
| 蓄電池容量 | 2,600kWh |
| 実行容量 | 2,500kWh |
| 蓄電池PCS | 1,000kW |
| コマあたり放電 | 500kWh |
| 売電開始 | 2015年12月 |
| FIT経過年数 | 9年 |
| 劣化率 | 0.6% |
| 抑制率 | 0% |
| FIT収入シミュレーション(年) | ¥34,014,285 |
| FIP収入シミュレーション(年) | ¥54,333,252 |
| FIT純利益(売電残期間) | ¥293,132,058 |
| FIP純利益(売電残期間) | ¥650,024,339 |
EQUIPMENT

FIP制度では、蓄電池や蓄電池用パワーコンディショナを組み合わせることで、発電・充放電のタイミングを柔軟に制御できる構成となります。

FIPでは、設備構成の拡張により
「発電するだけ」から「コントロールする電源」
へと変わります。
Business Structure
本事業では、システムインテグレーターをグループ会社のシールエンジニアリング、アグリゲーターを当社リミックスポイントが担う体制としています。

この体制が、FIP転化事業の安定運用と収益最大化を支えます。
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